比良 堂満岳 
正面谷から花の堂満岳を歩く

山行日:2010年4月18日
天候:ほとんど晴れ
メンバー:単独
コース:イン谷口トイレ前駐車スペース(7:46)→隠れ滝(8:15 8:20)→青ガレ(8:37 8:46)→金糞峠(9:18 9:22)
→展望ポイント(9:49 9:53)→堂満山頂(10:10 11:05)→旧道分岐(11:37)→イン谷口(12:10)
駐車スペース:イン谷口に多数  トイレ:正面谷登山口にあり


3日前の赤坂山が思わぬ寒波で花に会えずそれではとイワウチワの比良堂満に出かけることに。
午後より用事があるのでコースを最もベーシックなイン谷口から金糞峠経由の堂満岳に設定し、南インターより湖西道路へ。
7時30分登山口であるイン谷口に到着、 さすがの土曜日で駐車場はほぼ満車でなんとか1台分のスペースを確保。
隣接するトイレで用を済まし、ゆっくりと支度をし青ガレへと向かう。
最近は神爾谷沢コースが多くここを登るのは、一昨年の冬、大雪で金糞より撤退して以来である。

駐車スペースは満車 スミレをパチリ 大山口

駐車スペース前の道をゆっくりと歩るいて道端に咲くスミレを押すだけカメラでパチリと撮り、
比良の昔からの登山道であるダケ道を右手に見ながら大山口を通過して行く。
休憩をされていたご夫婦の方におはようの挨拶を交わす。

谷筋の道に入りまず隠れ滝へと寄り道をする。今日の隠れ滝は結構な水量で迫力がある。
滝の周りにはミヤマカタバミが例年よりは少なめであるがいい感じで咲いている。
隠れ滝 ミヤマカタバミ

滝より戻り、砂防ダム横を抜けてゴロゴロの岩道を旧登山道との出合いに登ると程なく青ガレに到着。
ほとんどの人がここで一息入れたあと金糞滝に寄らずに青ガレを登って行くようであるが、比良名滝の一つ金糞滝へ
青ガレの途中より寄り道をする。ラッキー!イカリソウを発見!パチリパチリ!
若干水量は少ないようであるが、滝を見ながらゆっくりした時間を過ごす。

金糞滝 イカリソウ2点 青ガレ二景

青ガレからは数年前の大雨による崩壊地を越え、金糞に向けて急激に高度を上げるV字のガレを登る。
このガレが何回登ってもきつく何度も立ち休憩を繰り返しては上を見てハーとため息!
コツコツと登り続けるとようやく上部に青空が広がり出して交通の要所金糞峠に到着。
金糞峠へガレ場をエイコラ! 十数年前より変わらずの金糞峠 琵琶湖を展望

峠で一本入れた後東レ新道へと入ってゆく。登山道脇には早くもショウジョウバカマ、そしてバイカオーレンが
カレンな姿を見せ始めてくれる。 今日の目的であるイワウチワ(トクワカソウ)はどうかなあと思っていると咲いている
咲いているではないか! まだ蕾が多いが奇麗に成人になっている花もあり、そこそこである!
早速押すだけカメラでの撮影タイム開始!

バイカオーレン
ショウジョウバカマ
イワウチワ(トクワカソウ)

イワウチワをたっぷりと堪能したあと展望ポイントでコヤマノ岳、釈迦岳に1月依頼の訪問を報告して山頂へと足を向ける。
山頂で10時過ぎと早いのであるが下るのがもったいなく食事タイムをとる。
今日の昼食も山休、山の定番であるヤキゾバとそしておにぎり・・・これがまた旨い!

コヤマノ岳 シャカ岳

山頂で先着の方と山の会話を楽しんでいると東稜道から6名グループの方達が登って来られてこんにちわの挨拶。
堂満の山頂標識をバックに記念撮影をされてバンダナショットで囲炉裏村のグループの方とわかり、
時々、村を訪問させていただいており、近畿の山仲間にも登録させていただいておりますと自己紹介をさせて頂く。
今日のリーダーは『どんかっちょ』さんで、みなさんニコニコの山歩きを楽しんでおられました。

山頂で囲炉裏村の方々をはじめたくさん方と山の会話をゆっくりと楽しみ、1時間近く山頂に滞在したあと東稜道をイン谷口に下って行く。
堂満岳山頂 蓬莱山を望む 眼下に広がる琵琶湖

山頂からの激下りを慎重に通過し、古崎川の上部の沢沿いを下り、途中よりノタノホリには向かわず旧道の入る。
この旧道は以前地図に点線で記載されていたが、今は記載もなく歩く人も少なくなったようである。
イン谷口に車を停めるとこの道が便利であり、とことどころ痛みはあるものの良く利用している。
道沿いにはカタバミとミツバツツジが咲き気持ちの良い下山となる。

東稜道の自然林を下る 古崎川源頭部沢沿いを下る ノタノホリとの分岐
旧道下りはじめ右上にノタノホリの道 ミツバツツジの下をくぐる 左トイレ前駐車場方面
12時10分駐車スペースに戻り、堂満岳のミニ花旅を終える。
旧道にてカタバミ スミレの花咲く頃