北山 桟敷ヶ岳
歴史の山を巡る

山行日:2010年4月8日
天候:晴れ
メンバー:ミーとマン氏 バテ氏 ノム氏 山休
コース:岩屋橋(8:29)→志明院(8:50)→薬師峠(9:13)→岩茸山(10:04)→桟敷ヶ岳(10:44 11:58)
→ナベクロ峠(12:28)→祖父谷峠(12:54)→林道終点(13:23)
駐車スペース…岩屋橋道路沿い(邪魔にならないようにうまく見つける必要あり)
岩屋山志明院・・・拝観料300円(拝観の価値あり)

今年はじめての例会を歴史のある北山の桟敷ヶ岳と決め午前6時八幡市を出発。
第二京阪より阪神高速京都線を突き抜けて加茂側沿いを走り、登山口のある雲ヶ畑岩屋に向かう。
ここが阪神高速で、料金をダブルで払うのか疑問をもつのは山休だけでは無いだろう。
今日のコースは下山後に長い林道歩きがあるので文明開化の力を借りる事にしチャリンコを下山予定の林道終点に
プールして岩屋橋付近の道路沿いに車を止める。

祖父谷林道終点にチャリンコをプール 岩屋橋付近の道路沿いに車を停める
登山取り付き点にある神秘的な志明院にお参りするのも楽しみの一つであったのであるが、
ザックを背負い山門に向かって行くとお寺の御婦人に登山道は『向こうに書いてあるでしょ』と『入らないで』と
注意されてしまい『お参りさせて下さい』の言葉が出ず、十年ぶりの参詣をあきらめてしまう。
駐車場横より登山道に入り、お寺の裏より一礼して谷筋を登って行くとすぐに大森と桟敷への分岐薬師峠へと到着。

志明院裏の杉林を登る 沢沿いの道 お地蔵さんのある薬師峠
この峠より冬枯れの続く桟敷への道を気持よく歩き、途中のピーク岩茸山へ寄り道をする。
ルートに戻りやがて展望のよい開けた場所にでると京都方面と比叡山が見事な山容を見せてくれる。
その昔、惟喬親王もこのあたりに桟敷を敷き京の都を眺めたのであろうかと郷愁を感じる。
明るい登山道これぞ北山 ルート途中にある岩茸山 アセビの向うの比叡山

そのような事を全く感じさせない小生を除くワイワイガヤガヤの三人トリオの背中を見つめながら、新婚のバテ君は
奥様の前では借りてきた猫のようで、これから家庭を持つノム氏は彼女に首っ丈とこれからの山歩会例会に少し不安を感じる。
ノム氏、バテ君これからもドンドン参加してくださいね!でないと雨男を返上できないミーとマン氏の雨が一人勝ちします。
そんなことを思いながら関西電力の鉄塔をくぐり桟敷ヶ岳山頂に到着。

京を眺める三人トリオ 山頂手前より比叡山の展望

山頂はちょとした広場になっており、少し早めの昼食タイムを取る。
焼きそば、ラーメン、うどんと山のご馳走をみんなで楽しみ、コーヒーで乾杯したあとのんびりとした時間を過ごす。
ナベクロ峠方面より登って来られた単独の登山者の方と山の話も弾む。
鉄塔のくぐり桟敷へ 10年ぶりの山頂 全員集合

山頂からは直接林道に下る道もあるが峠歩きを楽しむべくナベクロ、祖父谷峠へと進路を取る。
ナベクロ峠のコメツガの巨木に『おおー』と声をあげながら通過してゆくと再び視界が開けいつもお世話になる比良が姿を現す。
左手には今下ってきた桟敷ヶ岳もその全貌を見せてくれる。

ナベクロ峠 今下って来た桟敷ヶ岳 はるかな高島トレイルの山々
正面に51回お世話になっている比良武奈ヶ岳
展望ポイントより少し下ると祖父谷峠に到着し、程なく林道に出てチャリンコと再開。
ミーとマン氏が自慢のチャリンコテクニックで車へと走り、お迎えの車を待って登山終了となる。
祖父谷峠 峠付近の明るい道 チャリンコと無事再開
林道に咲いていたカタバミ ついでに加茂川