鈴鹿 御池岳
山行日:2005年5月19日
天候:曇り後晴れ
コース:トンネル東駐車場(10:00)⇒コグルミ谷(10:20)⇒運命水(10:50 11:00))⇒カタクリ峠(11:20 11:35))⇒
真の谷分岐(11:50)⇒御池岳(12:10 12:25))⇒鈴北岳(12:50 14:00))⇒靴掛峠(14:35)⇒東駐車場(14:45)
メンバー:ミーとマンさん、 アイゼンノムさん、 山の休日

AM7時京都男山を少し遅目の出発をする。
京滋バイパスから名神に入り彦根インターより306号線を走り、登山口である鞍掛峠に10時到着。
駐車場はトンネルの西側と東側にあり、ゴルミ谷経由で御池岳に登る場合は三重県側の東駐車場が
便利で北鈴岳経由の場合は滋賀県側が便利である。
本日のコース設定はコグルミ谷経由なので、登山専用車ミーとマン号を三重県側に止め、支度をし
コグルミ谷登山口まで車道を20分程下る。
               *トラックの多い国道を下るので注意が必要。
              三重県側駐車場 コグルミ谷登山口
コグルミ谷は樹林におおわれた薄くらい谷で、登山道は谷沿いに粘土質と石の混じりあったゆったりとした長い登りである。
雨上がりなので木々の新緑が目に痛いくらいにきれいで思わず目線が上にいきがちであるが、粘土質の道に足をとられないように
進み、水のかれた沢を何度か渡り、タテ谷への分岐を過ぎて登山口より30分程で長命水を名づけられた水場に着く。
ここにはベンチが設置されており、休憩にはちょうどよく、あらためて回りを見直すと木々の新緑のすばらしさが感動ものである。
水場横の川原で休憩後、再び谷沿いの道を登り、自然のダムのような岩の塊を抜けるとコグルミ谷は終わり道は左方向へ
トラバース気味に雑木林の中に続く。しばらく進むと5号目と大きく表示された看板があり、御池岳への登りを意識することが出来る。
谷とはうってかわった明るい雑木林を軽快に進むと、藤原岳への分岐カタクリ峠に着く。ここにもベンチがあり休憩ポイントとなっている
若いアイゼンノムさんは、まだ元気ハツラツで余裕がありそうだが、ミーとマンさんと私はベンチをみつけると早速得意の休憩である。
水場長命水
コグルミ谷登山道 五合目カンバン カタクリ峠 ミーとマンさんとノムさん
分岐から道は穏やかで、尾根状の明るい道をだべりながらしばらく進み、7号目の看板をすぎて、小山を巻くような感じで少し下り気味に行くと再び小さな沢に出
8号目の看板を目にする。さらに沢沿いを進むと御池岳山頂への分岐真の谷に着く。
この真の谷付近にはコバイケが一面に群生し、まるで緑の絨毯をしいたような感じである

カタクリの群落の間につけられた山頂への道を登りはじめて5分程で9号目の看板があり、登山道に石と苔が多くみられ、前方にぽっかりとした空間が開けてくる。
1247m鈴鹿山系最高峰御池岳(丸山)山頂である。山頂はこんもりとした頂きで木々も多く360度の展望とはいかないが、さすがに鈴鹿山系最高峰の貫禄があり、
頂きに立ったものに感動を与えてくれる
記念撮影をし、食事は鈴北岳ですることにして、山頂をあとにする。
コバイケの群生 御池山頂
山頂にて
分岐まで樹林帯を一気に下ると風景が一変し、広大な草原が広がる。
ミニ笹と苔が山肌を覆い、所々に池やオブジェが点在し、御池岳が樹林に上より見下ろしている
絵画のような風景であり、登山道はその中に続いている。

草原の中を歩きながら【ここに来てよかった】と思うすばらしい風景と山の休日である。
鈴北岳の山頂からは、伊吹山、霊仙、琵琶湖が一望でき、目の前には高層草原と御池岳が
そびえるすばらしい展望を味わうことが出来る。

鈴北岳に12時50分に着き、少し遅めの昼食をラーメンで済まし、ミーとマンさんが入れてくれた
コーヒーを飲みながら最高の展望をゆっくりと楽しむ。

カメラマンになったつもりで何枚も写真を撮り、1時間程山頂でのんびりしたあと鞍掛峠に向けて
下山を開始する。山頂より尾根伝いに明るい草原を下り、雑木林の中なだらかな登山道をしばらく
進むと道はつづらおりの急坂なり、一気に高度を下げて滋賀、三重方面の分岐鞍掛峠に着く。
ここで道を三重方面にとり10分程下って東駐車場に戻る。

鈴北岳山頂 鈴北岳より鞍峠への下山道 本日のメンバー



草原と御池岳