坊村より武奈ヶ岳
山行日:2005年4月22日
天候:曇り時々雨
メンバー:ミーとマンさん 本人
コース:坊村⇒御殿山⇒西南稜⇒武奈山頂⇒坊村


街道沿いにある明王院の境内を抜けると御殿山への登山道にでる。
杉林の中につづら折りにつけられた登山道は、落ち枝でクッションがきいており
足への負担は軽いが、武奈への最短の道であるので、さすがに勾配がきつく
息切れの連続となる。
1時間程かけて急坂を登りきると雑木林の明るい道になり、斜面を巻くように進み
尾根道を直進すると小山のような御殿山の山頂に着く。
山頂は1097mの標高を持ち武奈西南稜や比良主山脈の眺めがよい。


杉林に付けられた登山道

山頂からは、残雪の残る道を北方面に急降下して行くとわさび峠である

わさび峠は、比良のメインコースである正面谷から登山道が続いており
最盛期には多くの登山者がこの峠より武奈の頂きにたっている。

わさび峠付近の残雪 わさび峠
御殿場山より西南稜を望む

わさび峠を通過し、少し登ると西南稜の一つ目のピークである。ここより眺める西南稜は関西の山にはめずらしくアルペンムードが
あり、多くの比良ファンを作っている。私自身もここが好きで、もう30回近く訪れており、山のスタートは毎年ここからである。

ピークからは20分程で山頂に着くことができるが、ここはゆっくりと山の気分を味わうのがいいだろう山友のミーとマンさんと西南稜
をのんびりと歩き、約1年ぶりの武奈山頂に立つ。山頂でしばしの山の休日を楽しんだ後、坊村へ下山する。
帰り道はもう一つの楽しみである温泉に入り山の汗を流す。
ピークより蓬莱山を望む 西南稜を行く まもなく山頂