比良八渕の滝〜釈迦岳

天候 晴れ
山行日 2002年6月17日
メンバー ミートマンさん、ドングリ君 、山休

1年ぶりの比良山系への登山!
今日は趣きを変え滝を歩いてみたくなり、男山山歩会のメンバーと八渕の滝に出かける。
朝7時に京都男山を出発し京滋バイパスを瀬田に向かう。瀬田でドングリ君を拾い、
本日参加できないドン子さんに 見送られ愛車は湖西に向かって安全運転。
本日のコースは釈迦岳から大津ワンゲル道を下る予定の為、車を1台 比良のリフト駐車場に置き
もう1台でガリバー村へ。湖岸を走り到着したガリバー村では大きなガリバーさんがお迎えだ。
平日の為村はひっそりとしている。無人の村を通り登山口へ。

お迎えのガリバーさん
登山口で入山届けをポストに投函し、いよいよ滝歩きのスタート。
有名な大摺鉢まではちょっとした登りを20分程だ。
滝前の大きな石になにやら文字が書いてあるが読めない。
読む人が読むと八渕と読めるそうだが!



歩きはじめてまだ少ししか
たっていないが、
この風景で素通りではもったなく早速の休憩である。

大きな石に描かれた文字は
不思議な感覚があり,
まるで古代にきたような錯覚に陥る。

ドングリ君は不思議そうに
滝壷を覗き込んでこの感覚を
楽しんでいるようだ
3人でポーズ
大摺鉢からは左に道をとりちょっとしたクサリ場を登ると沢状の小摺鉢にで、さらに進むと屏風滝である。V字渓谷の左岸を登ると
迫力のある貴船滝が前方に姿を現す。対岸へはクサリ場を下り渡るとさらに大きな貴船滝と対面する。比良での有数の滝であろう。


貴船の滝
小摺鉢を渡る
対岸への下降

クサリ場の下降で
奮闘のドングリ君
頑張れ!


貴船の滝にて
滝側壁を登る
滝でちょっとしたスリルと涼を楽しみ
側壁をクサリと梯子で慎重に登り
上部の1枚岩で満足感に浸る。


クサリ場や岩場は3点確保を
原則にクサリや梯子に頼り切らずに
登るのがいいでしょう。



上部には遭難の碑があり
山での安全を願っているかの
ように静かに建っている。
何か心が引き締まる思いだ



遭難碑に黙祷をささげ
七編返しの滝より
比良の縦走路に向けて
オガサカ道のつづら折りを登る。

オガサカ道を登りきると釈迦岳と比良ロッジへの道に突き当たり、縦走路脇に建っている比良神社の境内をかりて昼食タイムを取る
ラーメンとおにぎりの粗食であるが、山で食べる昼食はなによりのご馳走で、ミートマンさんもドングリ君も頬が緩んでいる。
豪華なランチを楽しんだ後、釈迦岳に向けて快適なトレッキングのスタート。釈迦岳までは大きな起伏もなく歩きながらの無駄話も絶えず、
ミートマンさん愛用の2代目ステッキも軽快なリズムをきざんでいるようだ。
本日の最高峰釈迦岳は標高1060.6mで麓から見ると鋭角に天に向かっているように見える山だ。山頂は残念ながら展望は開けていない。
山頂で男山山歩会1000m峰10座目の登頂記念撮影をし、比良の登山路でもっともお気に入りの大津ワンゲル道より下山する。

釈迦岳山頂にて 大津ワンゲル道取り付き   ワンゲル道を下る